昭和天皇が肉声の「玉音放送」で終戦を告げてから73年。15日は天皇陛下にとって、在位中最後の終戦記念日となった。全国戦没者追悼式があった東京の日本武道館などで、人々の思いを聞いた。

 沖縄戦で父や姉、弟ら家族5人を亡くした照屋苗子さん(82)は「最後のご出席。追悼の姿を心にとどめたかった」と式に参列した。ゆっくりと「おことば」を読み上げる様子に「一言、一言に思いをこめてらっしゃる」と感じた。

 沖縄県遺族連合会長などを務め、沖縄で5度、陛下を出迎えた。「どうして昭和天皇は戦争を止めてくれなかったのだろう」。以前はわだかまりがあったが、陛下から言葉をかけられる度にほぐれていった。「沖縄に深いお心があるのだとわかりました」

 三重県鈴鹿市の林英夫さん(92)は、シベリアで亡くなった戦友のために追悼式に参列した。おことばを聞き「涙が出る。苦労して慰霊の旅を続けてこられたことに感謝したい」。

 旧満州で終戦を迎え、3年間、シベリアに抑留。生き残った仲間も多くが亡くなった。新天皇となる皇太子さまには、陛下の思いを引き継いでほしいと願う。

 長崎市の浅田五郎さん(80)…

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