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 内戦によるシリア難民の映像文化を支援しようと、東京・渋谷の代々木公園で15日、「レッドカーペット」を広げるアートイベントが始まった。募金に応じた人から映画にまつわるポーズで撮った画像を寄せてもらい、プリントをカーペットに貼った。企画したアーティストのスプツニ子!さん(33)は「日本の終戦の日ですが、今も終わっていない紛争があることを考えて欲しい」と話した。

 公園内のケヤキ並木に沿って、国際映画祭などでおなじみのレッドカーペットが延びてゆく。SF映画やカンフー映画の主人公らのポーズをとる人々の画像が貼られている。

 難民キャンプにできた映画館や現地の映像制作を支援するため、インターネットで呼び掛けた。事前に約200人から寄付が集まり、目標の100万円を達成したという。スプツニ子!さんは「映画に元気づけられ、世界も広がったので文化を通じてシリアの人々を支援したかった。寄付した人の顔が見え、お金を集めるだけでなく、ユーモアでつながれる」と語った。

 16日午後6時まで。会場で3千円を寄付すれば仮設テントの中でポーズ写真が撮れ、プリントしたものからカーペットに貼っていく。家族連れで公園を訪れ、撮影に参加した東京都江東区の男性会社員は「多くの人が参加してくれるといいですね」と話した。(編集委員・大西若人