三島庸孝
高松市塩上町3丁目のカフェ&バル「ハレル」は、人も犬もお客さん。開放的な店内で姉妹店のパンやコーヒー、ビールを楽しめ、ドッグランやトリミングサロンを備える。保護した捨て犬との出会いも提供し、オーナーの真部圭子さん(34)は、犬の殺処分率が全国ワーストである香川の汚名返上を目指している。
真部さんは、ことでん瓦町駅東側の塩上町地区で生まれ育ち、7年前には地区内で姉妹店の「まなべ屋製パン店」(店舗改装中)を始めた。自宅で犬を飼っており、トリマーの資格を取る一方、犬を連れて食事をしたり一緒に遊んだりできる店が県内に少ないことから、散歩の途中にも立ち寄れる街中に自分で作りたいと思っていた。
パン店のすぐ近くにある知人の空き家が売りに出されることを知って一念発起。買い取って、元から使われていた鉄骨を生かしてリノベーションし、ガラスの仕切りや吹き抜けのある明るい空間に仕上げて4月にオープンした。屋外に加えて屋内にもドッグランを作り、猛暑や雨天でも利用できるよう工夫。ペットホテルも備えた。資金集めにはクラウドファンディングも活用し、昨年12月から約2カ月で120万円余りが集まった。
開業の背景には都道府県別で全…
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朝日新聞高松総局