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 よく生きていた――。周防大島町家房で行方不明になっていた、防府市の藤本理稀(よしき)ちゃん(2)が3日ぶりに見つかった。2歳になったばかりの幼い子どもの無事を信じ、捜索に参加していた住民らからは安堵(あんど)と喜びの声が聞かれた。

 地元の消防団長を務める浜本孝則さん(60)は理稀ちゃんが行方不明になった12日から捜索に加わっていた。15日も午前7時からの捜索を前に集まっていたところ、警察の無線に発見の一報が入った。「14日も山をしらみつぶしに探したが、見つからなかった。この暑さでよく生きていた」と喜んだ。

 3日間の捜索は警察、消防、海保、町役場に加え、地元住民やボランティアも多く加わっていた。

 神戸市から町に帰省していた50代の女性も、13、14日に捜索に参加。「ホッとした。お母さんが放送で理稀ちゃんに呼びかけたことが発見につながったのでは」と話した。

 家房地区に住む吉田喜代子さん(75)は発見の知らせに「感動で涙した」。理稀ちゃんの下着のにおいをかがせた犬を連れて山の中を探していたという。「どこかで生きていてほしいと願っていた。無事だったとわかり疲れも吹き飛んだ」

 理稀ちゃんが見つかったあたりの山中は10年ほど前まではみかん畑があったが、いまでは地元の人でも近づかないという。「まむしもいるし、草もぼーぼー。ずっと上り坂で子どもにはきつかったのでは」と気遣った。

■発見までのドキュ…

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