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 山口県周防(すおう)大島町で不明になっていた藤本理稀(よしき)ちゃん(2)=同県防府市=が15日朝、3日ぶりに保護された。母の藤本美緒さん(37)は「生きて会うことはできないと思っていた」と、感謝の思いを繰り返した。

 ――今の気持ちは

 「もうだめかな」という気持ちが大きかったので、息子が目をあけてこっちを見たときはほんとに胸がいっぱいになった。何百人も捜索にたずさわっていただいて、感謝の気持ちしかありません。

 ――理稀ちゃんの顔を見た時は

 生きて会えるとは思っていなかったので、もう胸がいっぱいで、言葉では表現できない。

 ――今の理稀ちゃんの様子は

 おかげさまで大きなけがもなかったが、今はぐっすり眠っている。起きている時は私にべったりくっついていて、CTなどを撮る時も「嫌だ嫌だ」と泣いていた。

 普段はよくしゃべる子だけど、疲れているのか言葉は多くない。それでもおなかすいたかと聞いたら「うん、食べたい」と言った。バナナをほぼ1本とゼリーを食べ、りんごジュースも飲んだ。ちゃんと食べて眠ってくれているので、安堵(あんど)の気持ちが大きくなっている。

 ――13日は理稀ちゃんの誕生日だが、プレゼントやケーキは用意していたのか

 お盆を過ぎてからゆっくりお祝いする予定だった。アイスクリームがすごい好きなので、ケーキはアイスケーキにしてあげようかなと思う。

 ――発見者の尾畠春夫さんとは捜索前にどんな話を

 尾畠さんは以前、2歳の女の子の捜索に加わったことがあり、必ず生きて私のもとに帰すということだったが、ほんとに発見してくださった。すごいと思う。