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 青森市教育委員会は、来年度からいじめに特化した研修会を開き、教員だけでなく保護者も参加できる講座を設ける方針を決めた。市立中学2年の葛西りまさんが自殺した問題で、市いじめ防止対策審議会による提言を受けての措置。16日の定例会後に成田一二三教育長が明らかにした。

 審議会は8月2日の答申の中で、再発防止に向けた提言として、いじめを受けた側の心身の苦痛を第一に理解することや、インターネットを介したコミュニケーションの特性を踏まえた指導などを挙げた。

 これを受け市教委は、長期欠席や病気の背景にいじめがないかという視点を持つよう教員に徹底させるほか、インターネットやSNSの正しい使い方を学ぶ機会を設けることにした。来年度から始める研修はその一環で、保護者と教員がともにいじめへの理解を深める場にしたいという。(中野浩至)