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 かさ上げされた街にようやく住民が戻りつつある宮城県名取市閖上で15日夕、8年ぶりに盆踊りが復活した。去年夏に入居が始まった災害公営住宅団地の広場で、約200人が参加。懐かしい「閖上大漁唄込み」「相馬盆唄」に踊りの輪ができ、祖父母の家に遊びに来ていた子どもたちも加わった。

 久しぶりの盆踊りでは、滑稽な仮装をした女性たちが中心となって、場を盛り上げた。仮設住宅のときから踊りを楽しんできた仲間だ。「震災前の盆踊りで仮装コンテストがあったのを思い出し、みなが笑顔になればと思ったの」と、高橋久子さん(74)は話す。

 盆踊りは震災後、一部の仮設住宅団地で続けられていた。今回の催しは、復興支援団体「ふらむ名取」などが企画した。(石橋英昭

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