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 群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が同県中之条町の山林に墜落し、乗員9人全員が死亡した事故は17日で発生から1週間になる。ヘリが墜落直前、山肌からの高さ200メートル前後で飛行していたとみられることが、GPSを使ってヘリの位置が確認できる「動態管理システム」の記録からわかった。群馬県警や国の運輸安全委員会が墜落との関連を調べている。

 記録によると、ヘリは午前9時59分ごろに予定の折り返し地点より手前で急旋回を始め、同10時1分に通信が途絶えた。墜落現場周辺は2千メートル級の山岳地帯で起伏も激しいが、ヘリは直前の約2分間、高度2167~2201メートルの範囲で上下動していた。最後の記録の高度は、山肌からの高さ約215メートルにあたる。

 この間、速度も時速約20~約145キロの範囲で急加速と急減速を繰り返した。墜落現場周辺の斜面の木々が水平に切り取られていることから、機体は水平に近い体勢で斜面に突っ込んだとみられる。

 原因究明の焦点は、機器の不具合だったのか、操縦ミスによるものなのかだ。県警は現在、県からヘリの業務を委託されていた東邦航空(東京)への聴取を進めるとともに、動態管理システムの記録や、隊員装着のカメラの動画を分析している。

 ただ、動画には映像はあるものの、音声記録はないという。ある国交省幹部は「音声記録がなければ、操縦者が何を感じ、どう対処しようとしたのかを知るすべがない。機体側に明らかな不具合が見つからない場合、現場の様子やGPS情報から原因を推測するしかない」と話す。

 機体の回収も時間がかかりそう…

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