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 遺伝子組み換え技術などを駆使した新しい薬が近年、がんなどの病気に治療の道を切り開いた。ただ、製造の難しさなどから値段が高騰し、新たな課題となっている。同じような効果を持ちながら、格段に安い薬がつくれないか。そんな夢を追う企業に世界から注目が集まっている。

 「様々な企業からの依頼に基づき、特殊なペプチドをつくる世界初の工場になります」。5月下旬、川崎市に本社を置く「ペプチドリーム」の窪田規一会長(65)は、国内の製薬大手などと大阪府内に共同で建設する原薬工場の起工式で言葉に力を込めた。

 2006年創業の同社は社員約90人の小所帯。しかし、会社の価値を示す株式の時価総額は約4600億円と、日本の製薬関連銘柄でトップ20に入る。英アストラゼネカやスイス・ノバルティスなど海外の製薬大手からも共同研究の声がかかり、国内外の約20社と薬の開発を進めている。

 世界の注目を集めるのは、新たな薬の「種」となるアミノ酸の集合体「ペプチド」だ。人間の体内にある普通のペプチドはすぐに分解され、なくなってしまう。そのため、薬にはなりにくいとされてきた。

 しかし、創業者の一人で東大大…

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