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生桃かき氷(税別1480円)

 名鉄宇頭(うとう)駅(岡崎市)のすぐ脇にあり、いま地元で「うとうの奇跡」と呼ばれているスーパーがあります。47年前に創業した大山和之さんの名が由来のダイワスーパー。家族や熟練スタッフたちと守ってきた、刺し身と惣菜(そうざい)が自慢の町の小さなスーパーに異変が起きたのは、3代目・孫の皓生(こうき)さんに代替わりしたこの春から。

 それは店頭にできる大行列。人々の目当ては青果担当・24歳の若社長が始めた、メロンを器にした「生メロンかき氷」(休止中、2日再開予定)でした。映える姿がインスタグラムで拡散され、“スーパーの新鮮な青果物をいかした”自然な美味(おい)しさを味わえる生フルーツかき氷の数々は大ヒット。1日500杯の最多売り上げを記録しました。

 現在の一番人気は「生桃かき氷」。生の桃を丸々1個のせ、さらに手づくりの桃ジュレとヨーグルト風味の桃ソースをダブルがけした驚異の桃使用率。桃が変色しないよう、朝夕各7個の限定販売で、午前9時と午後3時に抽選があります。社長自ら仕切るその抽選会もまた名物。

 現在進行形の奇跡を目撃したいなら、9月末予定のかき氷の季節終了前に。月曜定休。

採取地

ダイワスーパー

(愛知・岡崎)

0564・31・3295

デジタル余話

 ノーマークだったダイワスーパーを知ったのも、SNSを通じての友人の口コミです。行ってみると、かき氷だけでなく、水、金曜日のみ販売のフルーツサンドも開店と同時に売り切れる熱気。昔から人気の惣菜やお刺し身は、若社長の祖母・多津子さん、母・美香さんをはじめ、家族のようなスタッフの手づくりです。「町の個人スーパーの看板商品に人々が集まり、惣菜も激ウマでインスタ映え」との特長は、おはぎで有名な宮城の伝説のスーパー「さいち」と共通。新たなる伝説のスーパーが誕生した2018年夏でした。

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 菅原佳己(すがわらよしみ) スーパーマーケット研究家。著書に「日本全国ご当地スーパー掘り出しの逸品」など

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