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 16日のニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦の緩和に向けた協議への期待から、大企業でつくるダウ工業株平均が大幅に反発した。終値は前日比396・32ドル(1・58%)高い2万5558・73ドルだった。

 追加関税の応酬が続いてきた米中両政府は、次官レベルの通商協議を今月下旬に再開する方針を相次ぎ明らかにした。貿易紛争の回避に向けた交渉が進むとの期待が市場で高まり、幅広い銘柄が買われた。ダウ平均の上げ幅は一時、444ドルに達した。

 中国向けビジネスの割合が大きい航空機ボーイングが4・3%高、建機キャタピラーが3・2%高と相場を押し上げた。朝方に好決算を発表した小売り最大手ウォルマートも9・3%急騰した。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も上昇。終値は前日比32・40ポイント(0・42%)高い7806・52だった。(ワシントン=江渕崇)