[PR]

 龍谷大平安は17日、8強入りと府勢の全国大会200勝をかけ、日大三(西東京)と戦って3―4。あと一歩及ばなかったが、何度もピンチをしのぎ、強打の強豪と渡り合った。試合後、応援席前で原田英彦監督が「お前たち、最高だったぜー」と叫び、選手は泣き崩れながら両手をあげて応えた。

何度もピンチ乗り切った 小寺智也君

 1点リードされた五回表2死三塁。打席にはエース小寺智也君。振り抜いた打球は、中堅手の前に落ちて同点。一塁で胸の前で拳を握りしめた。「なんとしても自分で1点を取り返したかった」。三回裏にあびた本塁打を帳消しにした。

 その裏の守り。無死一塁で、投前のバントを迷わず二塁へ送球。塁審の右手が上がり、好判断と好送球に球場がどよめいた。

 昨夏の京都大会決勝では1イニングを投げて被安打10、7失点。冷静さを失っていた。トレーナーに相談しながら、投球とともに精神面を磨いてきた。

 この日も平常心を心がけ、何度もピンチを乗り切った。「ナイスピッチング」。試合後、監督から声をかけられると、涙が止まらなくなった。(興津洋樹)

こんなニュースも