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 2016年リオデジャネイロ五輪の競泳日本代表、今井月(るな、愛知・豊川)が17日、名古屋市で始まった全国高校総体に出場した。女子200メートル個人メドレーと400メートルリレーをともに大会新記録で制して2冠を達成、アジア大会に出場する同い年の親友・池江璃花子(ルネサンス亀戸)にエールを送った。

 2人はリオ五輪や世界選手権などで、一緒に日の丸を背負って戦った仲間だ。それが今年4月、今井は日本選手権で200メートル個人メドレー、同平泳ぎとも4位に終わり、パンパシフィック選手権、アジア大会の日本代表入りを逃すことに。直後の心境を「すごく悔しくて、自分以外の代表選手を応援する気も失せてしまっていた」と振り返る。

 今月9~12日に開催されたパンパシフィック選手権は、テレビ越しに親友たちの戦いを見守った。11日の女子100メートルバタフライで、池江が主要国際大会で初となる金メダルを獲得すると、「素直にうれしく思えた」という。「璃花子の君が代を歌っている姿が一番感動した」

 誕生日だった15日には、池江からインスタグラムを通じて「ステキな一年になりますように」と祝福のメッセージも届いた。

 そして、18歳最初の試合となるこの日、今井は個人メドレーで序盤から積極的に攻めた。バタフライを「調子が良くないと出ない」という27秒台で折り返し、大会新記録の2分11秒00で優勝。池江の思いに応える活躍を見せた。

 「腐らずに泳いできてよかった。璃花子に負けないように私も頑張りました」と今井。刺激をもらった分、自分なりの結果を示すことで、世界での戦いが続く親友にエールを送ったつもりだ。(松本麻美)

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