拡大する写真・図版 パチンコ店の周囲には規制線がはられ、入り口付近で警察官らが現場を調べていた=2018年8月17日午後10時43分、大阪市西成区

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 17日午後8時40分ごろ、大阪市西成区玉出中2丁目のパチンコ店「123玉出店」で、薬品のようなものがまかれたと男性従業員から110番通報があった。大阪府警や市消防局によると男女約30人が目などに痛みを訴えて手当てを受け、12人が病院へ搬送された。いずれも軽症だという。

 西成署によると、店内で男が薬品のようなものをまいて逃走した、と男性従業員は説明している。男性2人がけんかをしており、1人がスプレーをまいているような防犯カメラ映像もあるという。署は傷害事件の可能性があるとみて男の行方を追っている。

 現場は大阪メトロ玉出駅の北約200メートルの国道26号沿い。午後9時過ぎに店の前を通りかかった男性会社員(20)は、担架にのせられた人が店から外に運び出されるところを目撃した。「10人以上いた。みんなグタッとした様子だった」と話す。

 店の1階にいた男性会社員(42)は午後9時過ぎ、店外に出るよう消防署員に促された。「薬品がまかれたと言っていた。今思えば、その10分ほど前からのどに痛みを感じた。異臭は感じなかった」と話す。