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 本堂の屋根に載る不思議な形の物体は、境内の木立に遮られて、周りからは少々見えづらい。丸ノ内線の車庫への支線だった路線の終着駅から南へ徒歩5分、東運寺に着く。視界に入った黒い物体の正体は? 大村知彰住職(45)に尋ねるしかあるまい。

 物語は1500年代、戦国時代にさかのぼる。布教のため、方南の地を訪れた高僧・一安(いちあん)上人と姉弟の悲話を描いた伝説「安寿と厨子王(ずしおう)」が絡む。寺に残る口伝では、厨子王は地蔵菩薩(ぼさつ)像を肌身離さず持ち歩いていた。山椒(さんしょう)太夫に釜ゆでにされそうになった時、突然、僧侶が現れる。住職は「菩薩像が僧侶に姿を変えて厨子王を救った。この菩薩像が、後に一安に渡ったと言われています」。

 1573年、地主が一安に土地…

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