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(18日、高校野球 大阪桐蔭-浦和学院)

 熱戦を彩る「好プレー」だった。六回2死三塁で、大阪桐蔭の6番・石川が放った打球が浦和学院の投手・河北の右足に当たった。すると、大阪桐蔭の三塁コーチ俵藤がすかさずマウンドへ。「塁審にタイムをお願いしました。投手は敏感だと思うので、敵味方は関係ありません」とポケットに入れていたコールドスプレーを患部にかけた。俵藤は2回戦の沖学園戦でも、相手選手の足がつると、氷囊(ひょうのう)を手にすぐにベンチを飛び出して手当てしていた。

 試合後、河北は「すぐに対応してくれて感謝。相手チームなのにやってくれた」。浦和学院も細かい気遣いができるチームになることを目指しているという。「そこでの差もまだあるのかもしれない。ああいうチームが勝つんだなと思った」と語った。

 スタンドから温かい拍手を受けた俵藤は、「当たり前のことだと思っていますが、コーチャーボックスに戻るときは少し照れました」とはにかんだ。