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 むつ市の田名部まつりが18日、3日間の日程で始まった。京都・祇園祭の流れをくむというきらびやかな山車5台が市内5地区から田名部神社に集結。夕方からは明かりがともされ、哀調を帯びた独特のはやしとともに街を練り歩いた。

 同神社の例大祭として江戸時代から続く伝統行事で、北前船により伝えられたとされる。山車を引くのは朝5時から集まった各町内50~100人の若者ら。山車にご神体「猩々(しょうじょう)」を乗せて15キロほど歩いてきた義勇組(小川町)の氏子たちは、酒好きの猩々のように上気した表情だった。

 まつりが最高潮に達するのは20日夜、中心街の交差点に山車が集まる「五車別れ」。人々は酒を酌み交わし、ゆく夏を惜しむ。(伊東大治)