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(18日、高校野球 金足農3―2近江)

 金足農の快進撃に呼応するように、アルプススタンドでは「農業つながり」の輪が広がっている。

 これまでの試合に、農業を学ぶ「人と自然科」がある兵庫県立有馬高の吹奏楽部約40人が駆けつけ、一緒に応援している。同科の釜渕教実(たかみ)さん(1年)は18日もパーカッションでアルプスをもり立て、「部活より授業で育てている野菜の世話を優先しなければならないこともある。農業と部活を両立し、甲子園まで来るなんてすごくて、励みになる」と話した。

 アルプスにはこの日、金足農の在校生や保護者ら1千人が駆けつけた。サヨナラ勝ちが決まると、抱き合ったり、涙を流したり。スタンドの選手も興奮を隠せず、高橋祐大君(2年)は「みんな平常心で臨んでくれた。最後のスクイズは今までの練習の成果を出してくれた」。エース吉田君の弟で、小学5年の大輝君(11)は「準決勝では無失点に抑えて、決勝に進んでほしい」と笑顔だった。