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 日本百名山のひとつで、東北以北で最も高い福島県檜枝岐村の燧(ひうち)ケ岳(2356メートル)に19日、多くの登山客が訪れ、好天の下で眺望を楽しんだ。

 燧ケ岳には最高峰の柴安嵓(しばやすぐら)と、三角点が設置されている俎嵓(まないたぐら)(2346メートル)の二つの頂が並んでいる。

 御池登山口から3時間余りで着いた俎嵓からは、尾瀬沼が見渡せた。さらに約20分、急坂の下りと登りを経て到達した柴安嵓では、尾瀬ケ原と至仏山の風景が目の前に広がり、南西の空には富士山の姿も見ることができた。

 夫婦で山登りを楽しんでいるという新潟市北区の大橋英子さん(69)は「5年ぶりに来ましたが、今日は天気も景色も良かった」。夫の安雄さん(78)は「岩場の登りはきつかったけれど、楽な山なんてないものですよ」と笑顔を見せた。(戸松康雄)