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 宮崎県日南市で幕末から明治時代の著名人といえば外交官だった小村寿太郎。だがもう一人、地元史に詳しい関係者は小倉処平(おぐらしょへい)という人物にも注目する。西南戦争に従軍して31歳の若さでこの世を去った「飫肥西郷」と呼ばれた男だ。

 「小倉がいなければ、小村寿太郎の活躍はなかったでしょう」。地元の歴史に詳しい飫肥城下町保存会(日南市)事務局長の後藤広史さんの指摘だ。

 日南に居城があった飫肥藩の藩士の次男として生まれた小倉は若い頃から才気にあふれ、藩の子どもたちの教育にも熱心だった。

 10代半ばながら秀才だった小…

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