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(20日、アジア大会第3日)

 女子フルーレ個人の東晟良(あずませら、日体大)は、準々決勝で宮脇花綸(慶大)を15―7で破ってメダルを確定させ、さらに良い色のメダルを賭けた戦いに挑んだ。

 準決勝は前回女王の全希淑(韓)との対決。6月のアジア選手権で「一本勝負で負けていたから、次は全部、自分を出さなきゃ」。そのとき、12―13で敗れた教訓から、果敢に前に出た。しかし、股関節の柔らかさを生かした伸びのあるアタックは堅守に阻まれた。9―15で及ばず、涙の銅メダルにとどまった。

 和歌山北高3年だった昨年12月、全日本選手権で女子最年少優勝を飾った。高校生優勝は男女を通じても五輪メダリストになった太田雄貴(現日本協会会長)以来の偉業だった。

 この日が19歳の誕生日だった。自らメダル獲得で祝う形になったが、「金メダルを取りたかった……」。声はか細かったが、表情から本気度は伝わった。(稲垣康介)

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