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 南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)で、自衛隊の施設隊が内戦の危機にさらされた2016年7月の「ジュバ・クライシス」。

 大統領が率いる政府軍と副大統領派の反政府勢力が戦闘状態に入り、戦火は自衛隊の宿営地周辺にも拡大した。戦車まで投入し宿営地をはさむ形で銃撃戦を繰り広げた。

 北海道から派遣された第10次隊の中力(ちゅうりき)修隊長(50)は約350人の隊員たちに屋内退避を命じた。頭をよぎったのは隊員の家族のことだった。

 「何かあったら隊員の家族の方にどうやって謝ればいいんだろう」

 出国前、全家族あてに「無事連れて帰ります」と約束するはがきを送っていた。

 日本やルワンダなどが宿営地を構える首都ジュバの国連地区には、数千人の避難民が保護を求めて押し寄せた。

 朝日新聞が独自入手した陸自の証言集には、16人の隊員の生々しい声が並ぶ。

 「SPLA(政府軍)によるIDP(国内避難民)狩りの情報がある。流入すれば(自衛隊の)施設隊がSPLAと対峙(たいじ)する状況となる」

 隊員たちが恐れたのは、政府軍…

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