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 韓国文化体育観光省などは21日、対戦型コンピューターゲームをスポーツ競技のように行う「e(エレクトロニック)スポーツ」の殿堂をソウルにオープンした。韓国でeスポーツは期待の成長産業。この日は殿堂で、eスポーツが公開競技となったアジア大会に出場する選手たちの結団式も行われた。

 殿堂には、1990年代末から急成長した韓国のeスポーツで活躍したイム・ヨファンさんらの肖像写真や優勝カップなどを展示した。同省傘下の韓国コンテンツ振興院関係者は開館式で、「殿堂をeスポーツを楽しむ人々の聖地にしたい」と意気込んだ。

 アジア大会の公開競技には、韓国からは2種目に7人が出場する。結団式には女性を中心にしたファン約100人も集まった。

 韓国では若年層を中心に、PC房(バン)と呼ばれるネットカフェや、ケーブルテレビのゲーム専門チャンネルなどが人気だ。同院の資料によれば、韓国は北米地域に次ぐ市場規模を誇る。

 高額の賞金やスポンサー企業の出現などで、プロ選手の平均年収は1千万円近い。韓国メディアによれば、年収30億ウォン(約3億円)の選手もいて、子どものあこがれの職業の一つにも数えられている。(ソウル=牧野愛博)