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 台湾の外交部(外務省)は21日、外交関係を結んでいた中米のエルサルバドルとの関係が断交となったと発表した。中国からの圧力が働いたとみられる。台湾と外交関係を残す国は17カ国になる。中国外務省も同日、エルサルバドルと外交関係を結んだと発表した。

 台湾外交部によると、エルサルバドル側から多額の援助や港湾開発への支援を求められていたが、台湾は応えられずにいたという。

 蔡英文(ツァイインウェン)総統は今月12日に中南米へ外遊に出発。南米パラグアイや中米ベリーズを訪れ、米国を経由して20日夜に台湾に戻ったばかりだった。

 2016年に蔡政権が発足して以降、断交は5カ国目。今年5月には、西アフリカのブルキナファソ、中米のドミニカ共和国に断交されている。(台北=西本秀、北京=延与光貞)