自民党総裁選が9月7日告示、20日投開票と決まったことを受け、立候補を表明している石破茂元幹事長は21日、「全ての分野で自分の意見を述べ、議論を戦わせる場を提供することは、党の国民に対する責務だ」と国会内で記者団に述べ、候補者同士の討論会を開くよう改めて求めた。

 総裁選は3選を狙う安倍晋三首相と石破氏の一騎打ちの公算が大きくなっている。石破氏は米大統領選を例に「議論から逃げない。それが米国の民主主義を支えている。日本もそうありたい」と述べ、首相との徹底的な討論を求めた。

 官邸内には討論会開催に慎重な声もあるが、石破氏は「応じられないなら、国民の(議論を聞く)機会を奪う。党の信頼が揺らぐことを恐れる。来年は統一地方選、参院選もあり、きちんとした討論をしていると見せる責務が党にある」と指摘した。(岩尾真宏)