[PR]

 大林組グループが大月市笹子町白野に建設していた大月バイオマス発電所の開所式が21日、現地であった。間伐材や剪定枝(せんていし)などを細かくした木質チップを燃料に発電する施設としては国内最大級という。

 後藤斎知事や大月市の石井由己雄市長らが大林組の蓮輪賢治社長と共にテープカットし、開所を祝った。後藤知事は「県のクリーンエネルギー導入の取り組みに発電所は大きく寄与し、効果は県内経済全般に波及する」とあいさつした。

 約2万平方メートルの敷地に、木質チップを入れるサイロ、水を沸騰させて蒸気を発生させるボイラー、高温の蒸気を送り込むタービン・発電機が設置された事務・発電棟などがある。発電容量は1万4500キロワット。

 大林組によると、一般家庭の年間消費電力約3万世帯分、県内でみると全約33万世帯の1割に相当する発電が可能という。2016年8月に起工し、現在は建設を終えて試運転に入っている。(小渕明洋)