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 夏の猛暑が続く中、長野県坂城町は、緊急的な対応策として3小中学校の校舎3階の普通教室に空調設備(エアコン)を仮設置することを決め、作業を進めている。2学期が始まる前に、3校の計10教室にエアコンを設置し、児童生徒らの学習環境の改善を図る。

 今夏、同町教育委員会は、町内の小中学校で教室内の気温を測定。その結果、3校の3階の教室で35度を超えることがあった。これらを受け、児童や生徒の体調面を考慮し、特に気温の高い3階の教室にエアコンを仮設置することにした。同町では、来年度以降、計画的に全校(2階建ての1校を含む計4校)の普通教室と特別支援教室に空調設備を設置する予定だ。今回、仮設置したエアコンは、今後の本格導入の際には取り外し、児童福祉施設などに移設する予定という。

 エアコンが設置された村上小学校の牛越宏江教頭は「教室での勉強は、5、6時間目は厳しかった。(設置され)熱中症の心配なく活動できる。学習効果も上がると思う。ありがたい」と話した。(鈴木基顕)

知事、国に補助を要望

 阿部守一長野県知事は20日、文部科学省を訪れ、公立学校へのエアコン設置について緊急要望書を出した。要望書では小中学校などを対象にしたエアコン設置の事業に財源を早く確保することや、公立高校も国の交付金の対象にすることなどを挙げた。

 県内では公立学校の普通教室でのエアコン設置率は低く、2017年の文部科学省の調査で、小中学校で3・7%(全国平均49・6%)、高校で18・7%(同74・1%)。

 

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