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魚河岸ものがたり:7

 6月の早朝。すし店「大塚高勢(たかせ)」の外山義晴さん(57)は、いつもの仲卸を巡り、その日の極上の魚介を買い付けていく。

 「高勢さん。助けてよ」。仲卸「伏万(ふしまん)支店」の金木浩さん(53)に声をかけられると、立ち止まり、ホッキ貝をつかんで選(よ)り始めた。

 「旬のいいものがたくさんあるとき、あの人はちゃんと買ってくれる。だから、選ろうが何をしようが、かまわないんだよ」

 貝をつかんだ途端、水管からビ…

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