[PR]

 様々な形をした金属の刃を回転させ、食材を切ったり、混ぜたりできる調理家電「ハンドブレンダー」の人気が高まっています。従来のミキサーよりも使いやすく、お手入れもしやすいというのが理由です。

 トマトを使ったスペイン料理のガスパチョや、生のトウモロコシのスープ――。今夏、記者は初めてハンドブレンダーを購入し、こうした野菜をすりつぶす料理に挑戦してみた。今までは、すりこぎなどを使う必要のあった作業がスイッチ一つですぐに完了。キッチンで大活躍している。

 様々な形の刃を持つ「アタッチメント」を付け替えることで、食材を混ぜるミキサーにも、食材を刻むフードプロセッサーにもなる。手間のかかる離乳食づくりも簡単。高額機種ではさらに、氷を砕いたり、肉のミンチをつくったりするためのアタッチメントまで付いている。

 ビックカメラなんば店(大阪市中央区)には約20種類の商品が並ぶ。アタッチメントの数などに応じて、価格帯は2千円以下のものから3万円以上まで幅広い。ブランド別では、特に独ブラウン社が製品の種類も多く、売れ筋ランキングで上位を占めている。

 専用の容器に食材を入れて調理するミキサーなどとは違い、鍋やボウルに入っている食材に突っ込んで直接調理するため、洗い物が少なく済むのも魅力だ。

 できる調理の幅の広さ、手軽さから人気は年々高まっており、調査会社の「GfK Japan」によると、国内の販売台数は右肩上がり。同社の推計では2017年は13年より3割ほど増えたという。

 ビックカメラなんば店の担当者は「ミキサーより小さいので、収納スペースが気になる方にもおすすめです」と話す。自分用だけでなく、結婚祝いの贈り物として買う人も多いという。(岩沢志気)

つぶす、まぜる…5役

 タイガー魔法瓶の「SKQ―G200」は、アタッチメントを交換すれば、1台でつぶす、まぜる、きざむ、泡立てる、おろすの5役をこなせるのが特徴。誤作動によるけがを防ぐ配慮もあり、本体にある2カ所のスイッチを押さないと、動かないようになっている。7884円。

先端、熱湯で消毒

 テスコムの「THM311」は手軽に購入できるエントリーモデルの商品。つぶすとまぜるの二つの機能に限定し、価格も安く設定してある。先端部分がプラスチックではなく、ステンレスでできているため、熱湯で消毒することもできる。取り扱い説明書には、簡単なレシピも。2548円。

握りやすい持ち手

 クイジナートの「HB―500」は540グラムと、同社従来品よりも約250グラムも軽い。持ち手の寸法も小さく、握りやすくしてあり、使っていて疲れにくいのが特徴だ。刃が回転する速度も従来品より高めており、時間のかかる生クリームや卵白の泡立てもすぐにできる。6779円。

用途剤に色分け

 ティファールの「HB865GJP」はアタッチメントが4種類ある。氷を砕くものは青、肉をミンチにしてつぶすのは赤、野菜をつぶして混ぜるのは緑などと、色と食材を関連づけて選べるように色を工夫している。刃に直接触れずにアタッチメントの脱着ができ、安全性も高い。8877円。

     ◇

 ビックカメラなんば店の担当者のおすすめから選びました。価格は税込みで、8月29日時点の同社販売サイトから

ハンドブレンダーの売れ筋ランキング

①ブラウン「MQ735」       9363円

②ブラウン「MQ775」     1万5930円

③テスコム「THM311」      2548円

④クイジナート「HB―500」    6779円

⑤ブラウン「MQ500」       4352円

※ビックカメラの7月の売れ筋ランキング。価格は税込みで、同社販売サイトの8月29日時点(きりとりトレンド)

こんなニュースも