木の水槽に寄り添い半世紀 新旧の匠

有料記事

抜井規泰
[PR]

魚河岸ものがたり:11

 「河岸(かし)も、変わったなあ」

 「休市日」前日の土曜。仲卸「大雍」の児成孝季(こなりたかき)さん(70)が、市場の喧噪(けんそう)に耳を傾けながら、そうつぶやいた。ひと昔前は、休みの前日というと、もっと活気があったという。さあ、明日は何をして遊ぼうか――。そんなワクワク感が、河岸から失せたと振り返る。「あがった(死んだ)アナゴじゃないんだから」

 19歳で築地に入り、51年…

この記事は有料記事です。残り429文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!