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 今夏の猛暑を受け、茨城県がすべての県立高校の普通教室にエアコンを設置する方針を固めた。来年度以降、生徒の保護者から使用料を徴収するといい、全日制の場合の負担額は年2400円になる見込みだ。

 水戸地方気象台によると、水戸市で観測された今年7月の月平均気温は27・2度。記録のある1897年以降、最も暑い7月だった。そこで県は、9月県議会にエアコンの緊急整備事業費約10億8200万円を含む今年度一般会計補正予算案を提出することとし、主要会派に事前説明した。

 県教育委員会によると、県立高校など96校のうち、71校はエアコンのリース代や電気代をPTA会費などの形で保護者が負担し、普通教室に設置している。一方で、小規模校を中心に、1クラスあたりの生徒数が少ないなどの理由でエアコンの導入を諦める例もあり、公平性の欠如が指摘されていた。

 県教委は補正予算案が県議会で可決され次第、年度内にエアコンを購入し、設置工事を始める予定。来年夏から、残りの25校でも利用できるように手配する。

 すでに保護者負担で設置された県立高のエアコンも県の管理に移行。県立学校授業料等徴収条例を改正し、全県立高の保護者から使用料をとる方向で検討している。

 

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/佐藤仁彦