[PR]

 長崎県波佐見町の皿山大神宮で21日夜、夏越(なごし)祭があり、江戸時代から地元に伝わる皿山人形浄瑠璃が奉納された。繊細で、巧みな人形の動きが披露された。

 この日、神事に続けて始まった演目は「阿波の鳴門 順礼(じゅんれい)歌の段」。徳島藩の騒動に巻き込まれ、長年離ればなれだった親子が再会するものの、悲しい別れに終わる物語。人形の繊細な動きに観客が見入った。

 皿山人形浄瑠璃は、1730年代に起きた享保の大飢饉(ききん)で陶器が売れなくなり、困った皿山の人たちが人形浄瑠璃の興行でしのいだのが始まりとされる。県の無形民俗文化財。