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 福島大は23日、来年度から大学院の共生システム理工学研究科に環境放射能学専攻を新たに設けると発表した。環境中の放射性物質のモニタリング計画をたてたり、影響の予測や評価をしたりして、廃炉や中間貯蔵に貢献する人材の育成をめざす。

 入学定員は7人で、2年間の修士課程。生物学や化学、電気工学といった関連分野を学んだ学生の受け入れを想定している。

 野生動物への放射性物質の蓄積などを学ぶ「生態学分野」▽放射性物質の移動や循環を観測する「モデリング分野」▽放射性物質の化学形態の分析などを行う「計測分野」の3分野に分かれて専門を深める。米国やノルウェーで学ぶ短期プログラムも用意するという。(小泉浩樹