[PR]

 子育てで休職中に、復職後を見すえてスキルアップに励む人が増えている。育児や家事の合間の時間を使って、積極的に講座を受講したり、ボランティア活動に参加したりしている。

 JR京都駅近くの一室に6月の平日、ベビーカーを押したママら約30人が集まった。よちよち歩きの子どもが座ったり、歩き回ったりと保育所のよう。だが、講師が議題のコーチングについて「教え込むのでなく引き出すこと。子育てにも職場にも生かせる」と話し出すと、子どもを抱っこした参加者らは熱心にメモを取り始めた。

 7カ月の長女を抱いていた京都府向日市の会社員谷本王香さん(35)は「育休はどうしてもキャリアに支障が出る。復職後、限られた時間で高いパフォーマンスを発揮しないと」と不安に思い、初めて参加した。「モチベーションも保てるし、いいリハビリになる」

 産休や育休中の人を対象に、月に1回ほど開かれる「ぷちでガチ! 育休MBA講座」の一幕だ。ぷちガチは2015年、育休中だった赤坂美保さん(42)=京都市=が東京の別の勉強会を参考に始めた。大阪、京都を拠点に運営し、3年で約900人が参加。実際にMBA(経営学修士)を取得できるわけではないが、最新の経済学やマーケティングなどを学べる。

 パパの参加者もいる。長女(1)の育休中の今年2月に参加した会社員平本尚三さん(30)=大阪府枚方市=は「職種の違う人と交流するめったにない機会。キャリアアップと家族の幸せを両立できるようにしたい」と話した。

 職業のスキルや知識を生かし、…

この記事は有料会員記事です。残り1085文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り1085文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り1085文字有料会員になると続きをお読みいただけます。