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 東京都の小池百合子知事は24日の定例会見で、「首都大学東京」(八王子市)の大学名が、2020年4月に旧名「東京都立大学」に戻ると発表した。大学名をめぐっては、関係者から「知名度が下がった」など不満の声が相次いでいた。

 首都大学東京は、石原慎太郎知事時代の05年に都立大など4大学・短大を統合して発足した。当初から学内では名称に不満があり、昨秋の学生対象のアンケートでも半数近くが「改善してほしい点」として「大学名・知名度」と答えた。

 小池知事は7月、都庁内の会議で「都立の大学であると分かりやすく発信するため、『東京都立大学』も一つの考え方」と発言。同大が今月22日に審議会を開き、24日に都に名称変更の方針を伝えたという。小池知事は会見で「成果を都に還元するという存在意義が明確になる」と話した。

 都立大と同時に、産業技術大学院大学も都立産業技術大学院大学に変更する。(斉藤寛子)