【動画】小学生がお寺で修行を体験=加藤勝利撮影
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 夏休みの小学生が寺院の「修行」を1日体験する催しが26日、国東市国東町の曹洞宗泉福寺と天台宗文殊仙寺で開かれた。座禅で足がしびれたり、住職らが集中を促して右肩を軽く打つ警策(きょうさく)の音にびっくりしたり。子どもたちの修行初体験は刺激に満ちていた。

 「お寺で一休さん!」と名付けた催しで、国東半島宇佐地域の六郷満山開山1300年記念行事の一つ。7月の高山寺、8月25日の富貴寺(ともに豊後高田市)に続き、この日は県内外から30人以上が参加した。

 熱中症に備え、クーラーを効かせた泉福寺の座禅堂内。大分、福岡県行橋市の小学1~5年の16人が白壁を向いて座った。最勝孝道(さいしょうこうどう)住職(75)が座禅の意味を教え、一人ずつ姿勢を点検。警策で全員の肩を軽く打つサービスも。最初は静かにしていた子が「足が痛い」「たたいて骨折しないの?」とざわざわし始めた。文殊仙寺では、護摩行(ごまぎょう)や座禅、330段の石段の掃除を17人が体験した。

 靴をそろえず入室し、おしゃべりをやめない子に礼儀作法を教える住職の一喝もあり、「行儀はずいぶん改善した」と関係者。最後に全員が「修了証」を受け取ると、送り迎えの保護者はほっと一安心していた。(加藤勝利)