彼が子どもを望んで女性と結婚 一番大切なのは同性の私

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悩みのるつぼ) 相談者

 30代後半の同性愛者です。昨年、大切な少し年下の彼ができました。お互い愛し合っていて、とても仲がいいです。

 しかし、ちょうど数カ月前、彼は親の勧めでお見合いをして、女性と付き合い、同居を経て、ついには結婚してしまいました。

 彼自身が「子どもは欲しい」ということと、親の強い要望によって、なかなか断り切れなかったようです。もちろん私は、この結婚話を断るよう訴えたのですが、彼の意思は固く、覆すのは難しかったのが現実です。

 ただ、彼にとって一番大切なのは今でも私で、結婚しても結婚相手の目を盗んで会い続けています。彼は私に「これから先も、ずっと会いたい」と言ってくれています。

 彼の気持ちに偽りはないと確信していて、自分も彼を愛しているので別れたくはないのですが、彼は既婚者。当たり前ですが、不安な気持ちは抑えきれません。これから先、どのような心持ちで過ごしていけばいいのかアドバイスをいただきたいのです。

 私たちの関係は一切ばれていないのですが、その結婚相手に対する嫉妬や、結婚という紙一枚のことに負けてしまう悔しさなどの感情がわき上がってきて、その気持ちと葛藤している日々なのです。可能であれば、美輪さんのご意見を聞かせていただけないでしょうか。

回答者 歌手・俳優 美輪明宏さん

 相談者は彼よりも自分の方が大切なのですね。「愛している」と書いていますが、愛してなんかいません。恋慕しているだけ。それは恋です。

 愛と恋は違います。狂恋とか…

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