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 第4回世界身体障害者野球が9月1、2日に神戸市のG7スタジアム神戸で開かれる。4年に1度開かれ、「もう一つのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」とも呼ばれる大会。2大会ぶり3度目の優勝をめざす日本代表で期待される選手がいる。岡山の障害者野球チーム「岡山桃太郎」の早嶋健太(22)だ。「優勝して、MVP(最優秀選手賞)を取りたい」と闘志を燃やしている。

 早嶋は生まれつき左手首の先がない。小学5年でソフトボールを始めた時は右打ちだった。父博彦さんから左打ちを勧められ、右腕で打って左腕で押し込む左打ちに変えた。最初はバッティングセンターに行っても打てず、すぐ博彦さんに「帰るぞ」と言われた。その悔しさが、野球を続けてきた原点だ。

 50メートル5秒9の俊足を生かした巧打の外野手として、健常者の中でプレーしてきた。中学は軟式、津山東高で硬式を始めて1年秋からレギュラーに。中国六大学リーグの吉備国際大(岡山県)でもベンチ入りした。球を投げる時は、左手首にグラブを引っかけ、右手で投げる。受ける時は、右手にグラブをはめて捕球、グラブごと左脇腹にはさみ、右手で球を取りだして投げる。素早い動作は健常者に見劣りしない。

 就職活動の準備のため大学3年秋に引退する頃、障害者野球の世界大会があることを知った。「日本代表として戦いたい」と、以前から誘いがあった「岡山桃太郎」に入団。大学まで硬式でプレーしていたことから肩の強さを見込まれ、投手になった。昨年の障害者野球の全日本選手権で優勝に貢献し、全日本障害者野球連盟の年間MVPに輝いた。

 投手経験は2年に満たないが、…

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