さくらさんのエッセーの単行本などを数多く手がけ、公私ともに25年以上の交流があるブックデザイナーの祖父江慎さん(59)は「つらいことでも、真剣に悩むようなことでも、おもしろおかしく話してくれる明るい人でした」と振り返る。仕事でイラストを依頼すると、「ありものを使ってよ」と面倒くさがり、一方で仲間内でつくる美食グループのためのバッジには、自ら絵を描いて制作するような性格だったという。「横着なのに、やらなくていいことは楽しんでやる。それに、しゃべり出すと止まらない、あのまるちゃんがそのまま育ったような、明るいももこさんがもういないなんて信じられない」と話した。