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 静岡市清水区出身の漫画家、さくらももこさんが、乳がんのため53歳で亡くなった。清水で暮らす小学生の飾らない日常を描き、国民的な作品にしたさくらさん。その早すぎる死を、地元の人たちも悼んだ。

 ちびまる子ちゃんの世界を体感できる清水区の「ちびまる子ちゃんランド」。27日に初めて家族で訪れた富士宮市の主婦石川奈津美さん(42)は訃報(ふほう)に、「まだお若いのに残念です」と驚きの表情を浮かべた。

 息子2人はちびまる子ちゃんのアニメを毎週楽しみにしているといい、小学生が登場人物になっていることから「自分に重ねて楽しそうに見ていた」という。「子どもだけじゃなく、大人も一家だんらんで見られた。当たり前のような存在だったので続いてほしい」と話した。

 物語で描かれた小学校のモデルは、さくらさんが卒業した同区内の清水入江小学校だ。同校で教員経験がある日本サッカー協会参与の綾部美知枝さんは「彼女は清水のまちのPRウーマンだったのに」と惜しむ。同校での教員時代、すでにアニメが大ヒットし、学校には「漫画の校長先生はいますか?」などの問い合わせがよくあったという。

 同校の佐野記透教頭(51)によると、児童たちは運動会や体育の授業でアニメの主題歌「おどるポンポコリン」に合わせて準備体操をするのが恒例という。「毎週放映される作品の舞台であることは地域の方々の自慢です」と語った。

 さくらさんは静岡市にとっても重要な存在だった。市は2007年に「ちびまる子ちゃん」のイラストを広報に使う許可を得て、職員の名刺や観光バナーに使用してきた。

 13年にはさくらさんが作詞し、細野晴臣さんが作曲、ピエール瀧さんが歌った「まるちゃんの静岡音頭」も完成。歌詞には清水や由比の地名のほか「おでん わさびにくろはんぺん」「まぐろ しらすにさくらえび」「お茶とみかんとモツカレー」など特産品を盛り込んだ。

 地元で毎年行われる「清水七夕…

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