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 佐賀空港(佐賀市)への陸上自衛隊オスプレイ配備受け入れを佐賀県の山口祥義(よしのり)知事が表明したことに対し、福岡県柳川市の金子健次市長は28日、佐賀県庁を訪れ、事前の連絡がなかったことを抗議した。

 柳川市は佐賀空港から4キロ東に位置。佐賀県とは1998年に、空港用途の変更の際は事前協議することで合意している。

 金子市長は、海外出張中の山口知事に代わって応対した池田英雄副知事に対し、「不条理なことをなされた感じがする。残念だ」と指摘した。

 池田副知事は、県が県有明海漁協と、空港の自衛隊との共用を否定する協定を結んでおり、受け入れには変更する必要があることから「漁協との協議が調わないと、柳川市などとの事前協議に入れない。手続き的に前の段階だ」と説明し、「今回の意味を事前にお知らせしていなかったのは、おわびする」とも述べた。金子市長は「詭弁(きべん)ではないか」と反発した。(杉浦奈実)