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 戊辰戦争から150年の節目を今年迎えたことを記念し、米沢藩総督として新潟で戦死した色部(いろべ)長門守(ながとのかみ)久長(ひさなが)を顕彰する碑前祭が、山形県米沢市の追念碑(ついねんひ)前であった。新政府に敵対した米沢藩の首謀者として責任を負わされた色部への思いを新たにした。

 米沢御堀端史跡保存会が主催、約60人が参加した。碑は「武勇をたたえ、大恩に感謝する」として市民有志が建立したもの。8月26日にあった碑前祭で、同会の関原謙一会長が戊辰戦争で米沢藩軍の戦死者が284人にのぼったことを挙げ、「私たちは戊辰戦争を語り伝える使命があり、ここで立ち止まって考えたい」とあいさつした。中川勝市長は「歴史文化を継承する重みをしっかり受け止めながら、地域づくりに邁進(まいしん)したい」と話した。