【動画】熊本城大天守、復旧進み外観あらわに=柴田菜々子、小宮路勝撮影
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 2016年4月の熊本地震で被災した熊本城(熊本市中央区)の復旧工事が進み、6階建ての大天守の外観があらわになってきている。中心市街地がある南東側からは、黒を基調とした元の姿をのぞかせている。

 市は29日、報道陣に作業内容を説明した。担当者によると、3階から上の屋根と外装の工事が完了し、足場の撤去を始めた。3階部分は建具を取り付けるため、9月中旬に再び足場を組む。また、この日、隣の小天守を解体するための工事が始まり、数時間かけてクレーン車で鉄骨2本を差し込んだ。

 大天守の外観工事は19年秋に終え、小天守を含む天守閣の内部が一般公開されるのは、21年春となる見通しだ。熊本城総合事務所の野本達雄副所長は「まだ城内に手つかずのところはある。20年間の計画の中でまずは第一歩というところです」と述べた。(柴田菜々子)