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 愛知県大府市は長時間労働を抑止するため、深夜は職員のパソコンを庁内ネットワークから遮断して使えなくする運用を、9月1日から本格的に始める。岡村秀人市長が29日の定例会見で明らかにした。

 市はこれまで、交代制の消防職を除く約600人の全職員を対象に6月1日から3カ月の予定で実証実験をしてきた。

 遮断時間は原則午後10時~翌日午前7時。市によると、6~7月の午後10時以降の時間外勤務は8件で、昨年同期間の50件を大幅に下回った。水道の漏水対応や夜間の騒音調査など、緊急性があるものやこの時間帯にしかできない仕事がほとんどだったという。職員1人当たりの時間外勤務時間も、月平均で13・7時間から12・6時間に減ったとしている。

 本格運用は実証実験と同じ内容で続ける。岡村市長は「仕事の改善を進め、進捗(しんちょく)状況を見ながら(遮断時刻を)早めていきたい」と話した。