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 県と大分市が共同で整備を進める「おおいた動物愛護センター」が、2019年2月17日に開所することが決まった。広瀬勝貞知事と佐藤樹一郎市長が29日に市役所で合意。災害時に補助犬同伴が必要な人を優先的に受け入れることや、障害者の就労支援の場としての活用も決まった。

 センターは、大分市廻栖野(めぐすの)の「みどりマザーランド」の敷地の一部に建設する。猫100匹、犬50匹を同時に収容可能で定期的に譲渡会も開く。災害時にはペット連れの住民の避難も受け入れる。飼い主のいない犬や猫の殺処分を減らそうと、県と市が整備費約10億円を折半した。

 県内の障害者施設に協力を依頼し、精神障害や知的障害のある人にも業務の一部を担ってもらう予定。動物とのふれあいには心を癒やす「アニマルセラピー」の効果があり、担当者は、「症状の改善に役立ててもらいたい」と話す。

 障害者雇用では、県教育委員会が少なくとも過去5年間に不適切な算入をしていたことが明らかになっている。広瀬知事は「水増しと言われてもしょうがない。センターでの仕事を民間企業への就職につなげる場にしていきたい」と話した。(前田朱莉亜)