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 読書感想文や自由研究の作品といった「宿題」の出品は禁止します――。フリーマーケットアプリやオークションサイトを運営するメルカリと楽天、ヤフーの3社は、学校に提出する宿題を想定した完成品の出品禁止を決めた。出品を見つけ次第、削除する。今月初めに文部科学省が対応の検討を要請していた。

 出品禁止を決めたのはメルカリのほか、楽天が運営する「ラクマ」とヤフーの「ヤフオク!」。これらのサービスでは、夏休みなどに宿題として出される読書感想文や自由研究を想定した作品など、子どもたちに代わって第三者が宿題を代行した出品が近年相次いでいた。価格は安いもので数百円から出品されていた。

 文科省は、宿題は子ども自身が取り組むべきものだとして3社に対応を要請。各社とも、「宿題代行」サービスの出品は元々禁止をしていたが、完成品の売買も禁止することにした。メルカリは今月上旬、禁止する出品物として「宿題や自由研究、論文の代行など(完成品を含む)」とガイドラインに明記した。同社は「宿題代行行為の根絶に向けて、取り締まりを一層強化していく」としている。(篠健一郎