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 大分県のジオパークに関する業務委託の受注をめぐり、便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、大分県警は29日、県自然保護推進室主査の恒賀健太郎容疑者(41)=大分市高崎2丁目=を収賄容疑で、鹿児島市西千石町、地質調査・研究会社員吉永佑一容疑者(37)を贈賄容疑でそれぞれ逮捕した。県警は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 捜査2課によると、恒賀容疑者は昨年5月中旬、同推進室が発注したジオパークの地質調査に関する随意契約の業務委託について、便宜を図ったことなどの見返りに、吉永容疑者から現金50万円を受け取った疑いがある。恒賀容疑者は「県のジオパーク推進のキーマン」とされ、委託業務の業者選定案の起案などを担当していたという。

 県庁では30日午前9時ごろから、県警の捜査員約20人が同推進室を捜索した。広瀬勝貞知事は同日、恒賀容疑者について「信頼をして仕事をしてもらっていた職員の一人で、本当に残念。県民に大変申し訳ない」と記者団に語った。