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 健康診断や治療を目的に来日する「医療ツーリズム」の患者を受け入れる試みが、県内でも広がっている。山口県下関市の医薬品販売会社「光華(こうか)」は8月、中国人富裕層向けのツアーを開始。言葉の壁や医療費未払いなどの問題から、二の足を踏む医療機関も多いなか、医療と観光を組み合わせたビジネスチャンスの期待が膨らんでいる。

がん検診やCT

 8月20日午後、下関市の日清講和記念館を、男女7人の中国人観光客が訪れた。記念館は1895(明治28)年、日清講和条約(下関条約)締結の舞台となった料亭「春帆楼」のそばに立つ。7人は会議で使われた椅子などの調度品、全権大使を務めた伊藤博文や李鴻章の墨書などを見学。随行したガイドに熱心に質問していた。その後は、赤間神宮に参拝し、記念撮影。壇ノ浦の合戦など下関の歴史の説明を受け、来日1日目を終えた。

 ただ、中国人らの目当ては観光…

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