【動画】大内宿で放水訓練=石塚広志撮影
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 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている下郷町の大内宿で1日、消防用放水銃による一斉放水があった。「防災の日」にあわせ、住民らでつくる消防団が、約40軒のかやぶき屋根の家々が並ぶ道の両側に配置された放水銃の点検と訓練を兼ねて実施しているもので、今年で20回目。

 午前10時、通りの中央にある火の見やぐらからサイレンが鳴り響くと、22基の放水銃から高さ約20メートルの水柱が3分ほど噴き上がり、集落を水しぶきが包み込んだ。放水銃はかやぶき屋根に火の粉が移らないよう、水をかけて延焼を防ぐためのもので、2015年7月に落雷による火災が起きた時は実際に使われたという。

 集落を一望する展望台には、大勢の写真愛好家や観光客が詰めかけ、普段とは違った光景をカメラに収めていた。(石塚広志)