【動画】大阪海遊館海洋生物研究所以布利センターの水槽で3匹のジンベエザメが泳ぐ=笠原雅俊撮影
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 3匹の大きなジンベエザメが1日から、高知県土佐清水市の大阪海遊館海洋生物研究所以布利センターでゆったりと泳いでいる。一度に3匹のジンベエザメが見られるのは珍しい。

 3匹は、室戸市や大月町の定置網にかかったジンベエザメで、大きいもので全長約5メートル、体重約1トン。オキアミやシラスなどのエサを元気に食べている。

 水深5メートルの水槽を泳ぐ姿は、まるで大空を飛ぶ巨大な飛行船や旅客機のようだ。3匹は大きな口を開けたり、おなかを見せたりしている。

 1997年に開設されたセンターは、太平洋上の定置網に入ったジンベエザメなどの魚を譲り受け、生態の調査研究をしている。飼育したジンベエザメは、大阪市の水族館「海遊館」にトラックで運ばれ、子どもたちの小さな目を魅了してきた。

 センターの担当者によると、海遊館で展示する前にセンターでまず飼育するという。「野生のジンベエザメはここで、エサを食べさせるのが絶対条件」と話す。定置網に10メートルを超えるジンベエザメが入ることもあるが、「観光バスの大きさで大阪に運べない」とそのまま海に放流される。

 3匹のジンベエザメを観察できるのは土日祝の午前9時から午後3時まで。問い合わせは海遊館(電話06・6576・5501)へ。(笠原雅俊)